株式会社テレビ朝日様
テレビ朝日の「動画配信メディア事業」を支える動画配信基盤の設備移管プロジェクト。
動画管理CMSパッケージを導入し、広告動画配信(AVOD)を軸としたカスタマイズ性に優れた配信基盤を構築。
・システムが密結合であり柔軟なカスタマイズが困難
・連動時における急激なトラフィック増におけるシステム負荷問題
・今後ビジネス的な戦略につなげるためのアクセス解析の強化
・リリースが手動であり運用負荷が高く万が一の事故に繋がりやすいデプロイフロー
・各モジュールが疎結合でありかつ柔軟なカスタマイズが可能なCMSの導入
・負荷対策不要のコスト最適化されたインフラ環境の構築
・アクセスログや再生ログをリアルタイムに取得しログ収集基盤との連携強化を実現
・コンテナ及び B/G Deployment を用いたリリースと容易な切り戻しの実現
利用サービス名 | 用途 |
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Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) | 仮想サーバー |
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) | オブジェクトストレージ 動画素材、MRSS(動画配信情報)、ログ集約 |
Elastic Load Balancing (ELB) | 負荷分散 |
AWS Lambda | クラウドコミュニケーションプラットフォームへAPIコール、アプリスケーリング処理、slack通知 等 |
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) | コンテナ管理 |
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) | Postgre利用 メタ情報を始めとしたCMS管理に必要なデータ |
Amazon ElastiCache | Redisを利用 セッション管理 |
Amazon API Gateway | クラウドコミュニケーションプラットフォームの呼び出しもとの処理 |
Amazon GuardDuty | 脅威検知 |
Amazon CloudWatch | メトリクスやログ保存、イベント処理 |
AWS CloudTrail | APIコールの履歴取得 |
Amazon Cognito | 社内ユーザー向けの認証 |
初期プロジェクト期間: 約16ヶ月
2017/4月: プロジェクトスタート
2018/8月: ローンチ
現在: 運用保守
・カスタマイズ性に優れたCMSを導入することで継続した改善施策がしやすい状態となり、運用保守フェーズにおいても要望に応じた速やかな対応が可能となっている。
・負荷に応じたオートスケールによりシステム障害の発生リスクが格段に減り、安定した稼動を実現している。