AWSクラウド総合支援サービスCloudBear(クラウドベア)

CASE STUDY導入事例

ナーシングチャンネル 動画配信サイトの構築

株式会社東京サウンド・プロダクション様

  • CMS導入
  • フルマネージド

看護医療系動画のオンデマンド配信サブスクリプションサービスを構築。既存のDVDコンテンツを活用したビジネス領域拡大をシステム面で支援。

案件内容 - 背景

これまで大学や医療機関向けに看護医療系のDVDパッケージの販売を行ってきたが、動画のデジタル視聴が主流となりDVDパッケージ販売にも影響がでてきていた。
パッケージ制作コストも高額になることから、サブスクリション型のオンデマンド配信にビジネスモデルの変更を検討。

案件内容 - 提案内容

・ 高可用性/耐障害性を向上させるためのシステム設計
・ ユーザ管理を搭載するためにCMSplexを導入
・ オンデマンド配信の会員制動画配信サイトを構築
・ それぞれの動画の視聴時間を確認し、営業戦略に活用するために視聴履歴機能を導入

システム構成図

使用したAWSサービス

利用サービス名 用途
Elastic Load Balancing 負荷分散機能
AWS Certificate Manager SSL証明書の管理
Amazon Simple Strage Service (Amazon S3) ストレージ、サイトコンテンツを保持
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) Webサーバ/DBサーバ
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) 共有ストレージ、冗長構成のために利用
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) データベース、コンテンツデータを保持
Amazon CloudWatch Logs ログファイルの監視、保存、アクセスを行う
AWS Backup システムの定期的なバックアップを取得
Backup Vault バックアップの管理、暗号化キーの設定、アクセス制限を行う
Amazon CloudWatch システムリソースの監視、イベント設定
Amazon CloudWatch Alarm しきい値を超過した場合、アラートを通知
Amazon GuardDuty 不正なアクセスに対する脅威検出機能
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) イベントのモバイル通知を行う
AWS Chatbot Slackへ通知
AWS Health リソースやサービスをリアルタイム可視化
Amazon EventBridge 監視ツールmacherelとイベントバスを行う
AWS Lambda イベント発生時にEC2再起動コードを自動実行

使用したサードパーティのソリューション

サービス名 用途
Brightcove Video Cloud 動画CDN
SPIRAL CRM

プロジェクトの開始日と終了日

初期プロジェクト期間: 約5ヶ月

2015/4月: プロジェクトスタート
2015/8月: ローンチ
2019/1月: 視聴履歴機能をリリース

現在: 保守運用中

成果と結果

・現在までに500以上の病院/学校にライセンスを販売(エンドユーザー受入数は80,000)
・看護教育現場ではもちろん、病院における新人研修にも活用されている。
・250本以上のDVDパッケージをデジタルに変換して配信。
・会員制動画販売サービスを構築した事により東京サウンドプロダクション様のビジネス領域の拡大に成功し、これまでとは異なる側面からの収益獲得に貢献した。
・視聴履歴機能導入により、学校単位や動画単位での視聴ログ(いつ誰に何秒みられた 等)が把握できるようになり、データを活用したマーケティング・販売活動を後押しした。