CASE STUDY導入事例
ホリプロ公式サイトリニューアル
株式会社ホリプロ
- CMS導入
- クラウド移行
大手芸能事務所ホリプロの公式サイトのフルリニューアル。
ニュースサイトからの予測不可能なスパイクアクセスにも耐えられるAWSインフラを構築。
また、CMSplexを導入することでマネージャーが自身がスマホからでも情報発信できるようになり、公式サイトとしてのコンテンツの鮮度を向上させた。
案件内容 - 顧客の課題と目的
・サイトデザインをフルリニューアルしたい。
・ニュースサイトからの大量流入にも耐えうるインフラを構築したい。
・マネージャーが自身がスマホからでも情報発信できるようなCMSを構築したい。
・ユーザーが楽しめるコンテンツを発信したい。
・キャスティングを強化したい。
・オーディションをオンラインで実施したい。
案件内容 - 提案内容
・サイトデザインをフルリニューアルし、タレントポータルサイト化。
・AWSに移行し、ニュースサイトからの予測不可能なスパイクアクセスにも耐えられるインフラを構築。
・CMSplexを導入し、マネージャー自身がスマホからでも情報発信できるCMSを構築。
・ショートムービーVineのコンテンツを配信（期間限定。現在終了）
・タレント情報をすべてデータ化し、検索機能を強化。
・オーディションをオンライン上で開催できるシステムを構築（期間限定。現在終了）
システム構成図
使用したAWSサービス
| 利用サービス名 | 用途 |
|---|---|
| Amazon Route 53 | DNSサービス |
| Lambda Function | イベントに応じて自動的にコードを実行 |
| Amazon CloudFront | 高速コンテンツ配信機能、アクセス集中時もコンテンツを円滑に配信する |
| Application Load Balancer (ALB) | 負荷分散機能 |
| AWS Certificate Manager | SSL証明書の管理 |
| Amazon Simple Strage Service (Amazon S3) | ストレージ、各種ログを格納 |
| Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) | Webサーバ |
| Amazon Elastic File System (Amazon EFS) | 共有ストレージ、冗長構成のために利用 |
| Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) | データベース、所属タレントの情報を保持、Multi-AZ構成 |
| Amazon CloudWatch Logs | ログファイルの監視、保存、アクセスを行う |
| AWS Backup | システムの定期的なバックアップを取得 |
| Backup Vault | バックアップの管理、暗号化キーの設定、アクセス制限を行う |
| Amazon CloudWatch | システムリソースの監視、イベント設定 |
| Amazon CloudWatch Alarm | しきい値を超過した場合、アラートを通知 |
| Amazon GuardDuty | 不正なアクセスに対する脅威検出機能 |
| Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) | イベントのモバイル通知を行う |
| AWS Chatbot | Slackへ通知 |
| AWS Health | リソースやサービスをリアルタイム可視化 |
| Amazon EventBridge | 監視ツールmacherelとイベントバスを行う |
| AWS Lambda | イベント発生時にEC2再起動コードを自動実行 |
プロジェクトの開始日と終了日
初期プロジェクト期間: 約10ヶ月
2013/11月: プロジェクトスタート
2014/9月: ローンチ
2017/10月: ホリプロタレントスカウトキャラバン開催
2019/3月： AOSSL化実施
2020/3月: 監視ツールとしてMackerelエージェントを導入
現在: 保守運用中
成果と結果
・タレントのプロフィールや最新情報が公式サイトに集約されたことで、外部サイトからもリンクが貼られるようになった。
・マネージャー自身がスマホからでもタレント情報の更新が可能になったことで、コンテンツ鮮度が向上した。
・ニュースサイトからの予測不可能なスパイクアクセスにも対応できるようになった。
・オーディションへの応募をハガキからWebに変更したことにより、応募者数が増加した。審査も紙ベースではなくWeb上で行えるため、業務効率化も実現した。
・大量アクセスに対応可能になったことと、コンテンツ鮮度が向上したことで、会社のブランディングがより一層高まった。
