株式会社広島ホームテレビ
テレビ局ならではの大量の情報コンテンツを発信している広島ホームテレビの公式サイト。
運用効率化を実現するためCMSplexを導入し「公式サイト」および「ニュースCMSシステム」のフルリニューアルとクラウド移行を実施。
法人向けレンタルサーバ上に「公式サイト」と「ニュースCMSシステム」を構築していたが、レンタル元のサーバに障害が発生してしまうとどちらのシステムも機能しないという課題を抱えていました。
また、複数回の改修を重ねているためにデザインに統一感がない、かつUI/UXも複雑化しており、使いづらいシステムとなっていました。
・サイトデザインが古くなり、改修の繰り返しによりサイト全体の統一感も失われている状態を改善したい
・インフラベンダーのサポート対応に課題があり、移行を検討したい
・ウェブの知識やスキルに関係なく使いやすいUI/UXとしたい
・CMSplexの導入により運用コストを最適化したい
・公式サイトと同じレンタルサーバ内にニュースCMSシステムを構築しているため、サーバトラブルがあった際に公式サイト、ニュースCMSシステムのどちらも機能しなくなるため、それぞれのシステムを分離したい
・法人向けレンタルサーバからAWSへのシステム基盤を移行
・サイトデザインの統一化を図るためにデザインフルリニューアルの実施
・ウェブの知識やスキルに関係なく誰でも容易に記事投稿できるUIの実現
・コンテンツの種類や更新頻度を考慮したCMSを構築
・イベント開催時のスパイクアクセスを考慮し、スケーリング可能なインフラ構成により、可用性、コストの両方を最適化
・公式サイトとニュースCMSシステムの分離し、可用性を向上させたシステム設計
利用サービス名 | 用途 |
---|---|
AWS WAF | Webアプリケーションファイアウォール |
Amazon CloudFront | 高速コンテンツ配信ネットワーク機能 |
AWS Certificate Manager | ACM証明書 |
Amazon Simple Storage Service | オブジェクトストレージ |
Amazon Elastic Compute Cloud | 仮想サーバ |
Amazon Relational Database Service | データベース |
AWS CloudFormation | テンプレート作成サービス |
Amazon EventBridge | サーバーレスイベントバス |
Amazon GuardDuty | 脅威検知 |
AWS Health | リソース状態をリアルタイムで可視化 |
AWS Backup | バックアップ機能 |
初期プロジェクト期間: 約13ヶ月
2017/4月:プロジェクト開始日
2018/5月:ローンチ
現在: 運用保守
・コンテンツの魅力を伝えることを中心に据えたデザインに一新することで、情報を見つけやすい公式サイトに
・UI/UXを一新したことにより、知識やスキルのあるウェブ担当スタッフ以外でも扱いやすいシステムを実現。
・各システムと連携することにより、整合性のとれた情報を公開することができるようになった。
・システムを分離し、冗長構成とすることで耐障害性が高いシステムに改善。
・記事入稿から公開までをシステム化することで、常に最新のニュースを公開することができるようになった。
・ワンセグ対応も行うことで、複数の媒体でのニュースを閲覧が可能になった。
テレビ朝日メディアプレックスは、AWSクラウドに関する高い技術力と実績で、メディア・ビジネス・コンテンツにおけるデジタルトランスフォーメーションを支援します。